アメリカのアニマルシェルター

投稿日: カテゴリー: ペット豆知識

飼い主のいない動物を保護する「アニマルシェルター」が、犬や猫の殺処分を防ぐ方法として広がりを見せています。
日本ではまだまだ数は少ないのですが、アメリカではロサンゼルスやシアトルを中心に活発な活動が展開されています。
今日はそんなアメリカのアニマルシェルターについてのお話しです。

日本では、捨てられてた犬や猫の多くは保健所に保護されます。
しかし、その動物たちが保護されている期間は、数日から長くても1週間。
なかには1日で殺されてしまう場合もあります。

しかし、ロサンゼルスのアニマルシェルターの動物はは3ヶ月間もの間保護され、9割以上の動物がその期間に飼い主を見つけるそうです。
「殺処分ゼロ」を達成したシェルターもあるそうですから、すばらしいですよね。

飼い主の意識も違います。多くの市民が「動物はシェルターから貰って飼うもの」という認識を持っているのだそうです。
動物たちはシェルターにいる間にきちんとしつけをされ、避妊・去勢手術も無料で受けるとこができるなど、シェルターから引き取った動物を飼う人の負担が少ないように配慮されています。

日本では、「保護された動物はしつけが大変」「病気にかかっているかもしれない」などの理由で敬遠されがちですが、それらのハードルをなくせば、「保護された動物たちを助けたい」という思いを持った人は増えるのかもしれませんね。

またアメリカでは、多くのペットショップで動物を販売していません。
これは全米で取り組んでいる犬や猫の殺処分を減らすための動きの一つとのこと。
ペットを飼いたいと考える人は、シェルターを訪れたり、週末に開かれる里親さがしのイベントで気の合いそうなコを探します。

またアメリカでは、不適切な方法で動物を飼育することは「間接的な虐待」とみなします。
犬にきちんと散歩をさせなかったり、十分な食事を与えなかったりというケースがか発覚した場合、「アニマルパトロール」と呼ばれる人たちがその動物を保護する場合もあります。

アニマルパトロールは、地域を巡回して迷い犬や虐待されている動物などがいないかをチェックする仕事。
アメリカでは当たり前の存在だそうです。

飼い主のいない動物の殺処分をなくすには、現在ペットを飼っている人、これから飼おうと思っている人、そして飼っていないけれど動物の幸せを願う人たちが協力し合って状況を変えていく必要があるようです。
アニマルシェルターの取り組みがさらに広がり、不幸な動物を減らしていけたらいいですね。