猫のきもちが分かる表情、しぐさ

投稿日: カテゴリー: ペット豆知識

猫の気持ちをはかるコツとは

ペットを飼育している人の中にはいわゆる「猫派」と「犬派」の派閥があるようです。
もともと日本においてはペット用動物として最もメジャーなのは犬の方で猫はそれほど人気がなかったのですが、ここ10年くらいの間に急激に猫の人気が高まり、つい数年前からは猫人気が僅差で犬を上回るようにもなっています。

もともとなぜペット用動物として犬が人気があったかというと、それは人間に対して忠実であり上下関係を築きやすかったということがあります。

最近は人間同様の対応を犬に対して行うことで問題行動を起こすペット犬も増えてきているようですが、基本的には犬は群れの中で生活をするという習性から上下関係を大切にし、しつけをきちんと守るということができます。

一方で猫は犬と全く異なり、単独行動を基本とする動物です。
イエネコとして長く人間と行動をしていくにしても、飼い主と自分の間に上下関係を意識することはあまりなく、基本的に自由気ままにふるまいます。

それだけに飼い主にしてみると犬よりも猫の気持ちを察する方が難しく、果たして飼い猫から自分は信頼されているのだろうか?と考えてしまうことも少なくありません。

ですが猫も犬と同様非常に高い知能を持つ動物なので、よく観察をしていくことで何を考えどんな気分でいるかを察知することができます。

いつもと同じように見える飼い猫にも、どこか変化はないか飼い主さんはよく観察してあげてください。

ゆっくりしたまばたきは猫の愛情の印

猫の機嫌をはかるとき、ポイントになるのは「目」です。
私達人間同士はコミュニケーションに言語を用いますが、猫同士の関係においては鳴き声は警戒や威嚇といった意味を持ちます。

子猫の時には母親に自分の存在を知らせるために「ミャーミャー」と大きな声で鳴きますが、成猫になっていくにつれて次第に鳴き声をあげなくなるのが普通です。

しかしイエネコの場合には飼い主さんに甘えてもよいという状態に置かれているため、慣れた成猫でも甘える鳴き声をあげることがよくあります。

よく鳴く成猫はちょっと子猫のときの気分を残したまま大きくなった甘えん坊の猫だと思ってあげてください。

また猫はまっすぐ視線を合わせるとそれを相手からの敵意と解釈します。
野良猫などはまっすぐ通りかかる人を見つめますが、これは非常に警戒をしているということなのでずっと見つめ合っていると「ケンカを売られている」と解釈されてしまいます。

リラックスしている猫は視線をわざと外したり、ゆっくりとした瞬きをしたりして目を真っ直ぐ合わせてはきません。
一緒にいるときに目を細めたりまばたきをゆっくりとしていたりしたら、かなり飼い主さんに心を許していると思ってよいでしょう。