フェレット

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知人がフェレットを飼い始めたという話を聞き、見せていただきました。
フェレットというのは、ご存じの通りイタチの仲間の小動物。
現代ではペットとしておなじみの動物ですが、かつては狩猟用にも使われていたそうです。
また、狭いところにも潜ることのできる性質を生かして工事用の管を掃除したり、電気ケーブルを通したりという仕事をしていた時代もあり、古くから人間の生活に密着した生き物なのです。

一時期は日本でも大ブームとなり、リードをつけて街を散歩させる姿をよく見かけました。
今でもブームは去ったものの根強い人気があり、飼っている人は意外と多いようです。
うちの動物病院にも時々問い合わせがくるのですが、残念ながら当院は専門医がいないため、近隣の小動物専門病院を紹介するようにしています。

知人のフェレットは、アンゴラと呼ばれる少し毛の長い品種。
金色に近い白の毛色とくりくりした目がまるでぬいぐるみのようです。
フェレットも犬や猫と同じようにぬいぐるみで遊ぶそうで、猫じゃらしのような形の柄のさきにぬいぐるみが付いたフェレット用おもちゃがありました。
私がフェレットの前でそのおもちゃを動かすと、まるで猫のように飛びついてきます。
知人によるとフェレット専用のおもちゃはまだ少ないそうで、小型犬用のミニサイズのぬいぐるみや、猫じゃらしなどをよく買っているそうです。
そして意外だったのは、人間によくなつくこと。
知人のフェレットは自分の名前を覚え、呼ぶととんで来るそうです。
トイレの場所もしっかり覚え、粗相をすることもないとのことで、実はとても賢い動物なんですね。

フェレットのエサは専用の「フェレットフード」がメインだそう。
また、フェレット用おやつとしてジャーキーやドライフルーツも売られています。
ただし人間用の食べ物を与えるのは厳禁。
犬や猫と同様、人間の食べ物はフェレットにとっては塩分が多すぎるのです。
また、チョコレートやコーヒー、ねぎ類では重篤な中毒症状がでて生命に危険がおよぶこともあるので与えるのは厳禁ですよ。

どんないきものも、正しい知識と愛情をもって育てることが大切。
知人に可愛がられているフェレットをみていて、そんな思いを再確認しました。