ラグドールのトリミング事情

「ぬいぐるみ」を意味する毛並みの豊かな猫

ラグドールとは、英語の「ぬいぐるみ」を意味する言葉をそのまま名前に使用された猫の品種です。
ぬいぐるみの中でも「RugDoll」はじゅうたんを意味する「Rug」を使用していることからわかるように、毛足が長くフワフワとした抱き心地をしているもののことを指します。

猫の品種であるラグドールもまさにそのような印象をそのまま引き継いでおり、他の品種の猫と比べてかなり長い毛並みをしていることが特長です。

「ラグドール」という名称が付けられているもう一つの意味は品種全体が人懐こい性格をしているものが多く、他の猫が嫌がるような人間からの抱きかかえを抵抗せず受け入れることが多いということに由来しています。

しかしそれは抱きかかえた人間の衣類や体にたくさんの抜け毛が付着してしまうということでもあり、かわいらしい反面でラグドールを飼っている人はなかなか苦労が多いようです。

ラグドールの毛並みはダブルコートという上毛と下毛の二層コートで構成されており、触ってみるとかなり密度が濃く生えていることがわかります。

毛並みは細く繊細な作りをしており、丁寧にブラッシングをしてあげることで艶のある絹のような肌触りにすることができます。

普段のケアではブラッシングだけでも十分なのですが、冬場の毛並みが増えがちな季節にはどうしても毛玉が出来てしまったり、ブラッシングに手間がかかってしまうことがあるため定期的にトリミングをすることが望ましいです。

ラグドールのトリミング手順

ラグドールのトリミングを依頼するためにペットショップやサロンに行くと、カットだけでなくシャンプーや肛門絞り、ブラッシング、足裏バリカン、爪切りといった複数のメニューを受けることができます。

普通猫向けのトリミングサービスの場合には、短毛種、中間毛種、長毛種、大型猫といった区別がされておりどういった品種の猫であるかにより一回あたりの料金が変化してきます。

ラグドールは成猫になるとかなり大きなサイズになることも多いため、トリミング料金は他の猫と比べて高い料金になってしまいます。

しかし毛並みの長いラグドールは毎日のケアにブラッシングやトリミングが必須となってきますので、飼育をされる前にそのあたりの事情もしっかり理解しておくようにしましょう。

もし毛玉や絡まりが出てしまったラグドールをそのまま放置してしまった場合、そこから室内の障害物によって引っかけてしまい、一気に毛が抜けて皮膚炎を起こしてしまう危険性があります。

普段からブラッシングをしながら、皮膚に傷などができていないかということをしっかりチェックしてあげるのも飼い主としての役目です。